定番ではない結婚指輪の素材について
定番素材はプラチナとゴールド
結婚指輪の定番素材と言えば、プラチナかゴールドでしょう。両者とも耐久性に優れており、大切に扱えば何十年・何百年と使えます。見た目も美しく、2人の人生を共に過ごしてくれる指輪としては申し分なしです。
ただ最近は、定番以外の素材が使われている指輪も人気があります。取り扱っている店は少ないものの、選択肢に入れても損はないはずです。
頑丈で値段が安いステンレス
まずはステンレスです。食器や流し台によく使われている、ステンレスそのものです。「いやいや冗談じゃない」という声もあるでしょうが、とんでもない話です。ステンレスは大変丈夫な素材でありながら、軽い素材となっています。大きなハンマーで指輪を粉々にしない限り、傷がつくことはありません。錆にも強く、水に濡れたとしても安心。そもそも流し台にも使われているので、錆びにくさについては既に証明されている筈です。
また値段も安く、1万円で入手できるものも。ダイヤモンドが入っている指輪となると値段は高くなるものの、プラチナと比べるとかなり安く抑えられるでしょう。
頑丈過ぎてサイズ直しができないチタン
強度面でいえば、チタンもおすすめです。飛行機やロケットの部品に使われるほど、チタンの頑丈さは桁違い。万が一に大きな衝撃が加わってしまっても、大きく変形することはありません。ただあまりにも頑丈過ぎるがゆえに、サイズ直しが難しいのが難点です。「長所と短所は表裏一体」という言葉を見事に体現した素材と言えるでしょう。
さらにチタンは、アレルギーリスクもかなり低い素材でもあります。チタンは医療用器具としても使われる素材。アレルギーに不安があるのなら、検討してみるのもありです。
個性が出るジルコニウム
個性を出すのなら、ジルコニウムです。ジルコニウムはレアメタルの一種で、ありとあらゆる場所で広く使われています。またジルコニウムに酸化被膜(金属と空気が直接触れないようにできる薄い膜のこと)を作り出すことにより、様々なカラーを生み出すことができます。
ペイントで色を付けているわけではないので、剥がれることはありません。